【sass/js】無料のGUIコンパイラーKoalaでコーディングを楽にしよう!
※2020年追記 Koalaの開発が終了してしまい、ダウンロードが出来なくなってしまいました。。
変わりのおすすめは、Preprosです。有料ソフトですが一応無料でも使えます。
Preprosの詳細記事 ↓
追記終了
コーディングは早くやればやるほどお金が稼げるので、コーディングを効率化するばよりたくさんお金が稼げます。
そのコーディングを効率化するツールのお話。
コーディングの効率化は
- テキストエディタにプラグインなどをカスタムする
- Sassなどの便利な奴らを使う
- Gulpなどのタスクランナーを走らせる
- 効率的なソースを作る
- とにかく素早く作る(力技)
だいたいこんなところなのですが、Gulpとかタスクランナーは正直設定がめんどくさいい。。。(使っていますが、)
ターミナルにコマンド打ってnode入れてnpm使うのって(今ならYarnかもしれませんが)、ある程度プラグラミング側がわかっていないとちょいハードルは高いかなと。
Sassを一人でとりあえず使いたいなら、そこまでするのは正直しんどい。
そんな時に楽なのが、GUIで操作できるコンパイラです。(GUIは画面に表示されるとでも思っててください)
僕は、過去のSassやjsの圧縮などは、KoalaというGUIコンパイラを使っていました。
無料で使えてMacでもWindowsdeも使えるので、サクッとSassやjsの圧縮、cssの整頓をしたいならKoalaを使うのが楽でおすすめなので、この記事で紹介します。
Koalaでできること
- Sass/Scssのコンパイル(自動でファイル監視してくれる)
- Cssの圧縮・ソース整形(自動でファイル監視)
- Sass/Scss/Cssにベンダープレフィックスの付与(自動でファイル監視)
- Javascriptのソース圧縮・監視
- 複数のJavascriptを1つのファイルにまとめる
だいたいこんなことができます。もう少し詳しく解説します。
Sass/Scssファイルを監視して保存したら自動コンパイル
Sassは保存するだけでは、Cssになりません。SassをコンパイルしないとCssが生成されないからです。
Sass保存して、いちいちコンパイルするのは手間なので、Koalaを起動しておけば、自動でSassを監視してくれて、保存された時にCssにコンパイルしてくれます。
Koalaを起動して、↑の部分にプロジェクトフォルダをドラッグ。
その後、sassファイルを選んで右側で「自動コンパイル」を選べば監視モードに。
出力は、
- nested:ネストされたままcssに出力
- expanded:よくある感じのcssの状態
- compact:1つのclassごとに1行で出力
- compressed:極限まで圧縮
この4つ。とりあえず「expanded」にしとけばいいでしょうが、ソース軽くしたいなら、「compact」か「compressed」ですね。お好みで。
また、ベンダープレフィックスを自動でつけてくれます。
「Autoprefix」といものがあるので、これにチェックを入れればOK。あとはコンパイルしたら自動でベンダープレフィックスが付与されます。便利!
Cssの圧縮・ソース整形
Koalaにプロジェクト追加して、Cssを選ぶ。すると右側にメニューがあるので、設定して、「コンパイル」をクリックすれば、css圧縮やソース整形などの処理が行われます。
cssもsassと同じく、ベンダープレフィックスつけてくれるので「Autoprefix」をつけておきましょう。
Javascriptのソース圧縮・監視
KoalaはJavascriptのソースも圧縮と監視してくれます。
Sassと同じく、自動コンパイルにチェックを入れておけば自動で、圧縮のminifyファイルが生成されます。
複数のJavascriptを1つのファイルにまとめる
Koalaは複数のjsファイルを1つにまとめてくれます。
一応高速化するなら、httpリクエスト数が少ないほうがいいので、まとめてほうが早い可能性がありますが、可読性が下がるのと思わぬバグが発生することもあるので、特別なことがない限りは1つに圧縮しなくてもいいのかなと。
1つのファイルへのまとめ方は以下記事を参照ください。
まとめ:無料で簡単に使えるのでとりあえずSass使いたい人におすすめ
Koalaは無料で使えるので、とりあえずSassを使ってみたかったり、jsを圧縮したい人なんかにおすすめです。
最終的には、Gulpやwebpackなどを使うことになると思いますが、出だしとしてはありなのかなと。