bracketsでsassを使う方法と設定を初心者向けにまとめてみる
僕愛用のテキストエディタBracketsでsassを使う方法について。
フリーランスで仕事するとわかるんですが、仕事は早くやればやるほど、時給換算すると高くなります。これはコーディングも同じで、早くコーディングすればするほど短い時間で早く稼げるようになるので、フリーでWeb制作すると誰しもが早くコーディングしようと思うはず。
で、僕は早くコーディングするため、愛用のテキストエディタBracketsにemmet(zen code)やsassを導入したりしてます。
emmetはただプラグインを入れるだけなので簡単ですが、sassはちょっとややこしい。。。
というのもやり方が色々あって、Bracketsのプラグインだけで完結させたり、gulpやguretといったタスクランナーでやったりなどなど、、、)
とまあ、やり方が色々とあるわけです(笑)。僕はただBracketsで簡単にsassを使いたいだけなんだ、、、
最終的にkoalaというソフトを組み合わせてBracketsでsassを使っています。これが結構楽に使えるのです。
今回は、koalaを組み合わせて手軽にBracketsでsassを使うための必要なもの、使い方を解説します。
かなり楽にBracketsでsassが使えるようになるので、Bracketsでsassが使いたい初心者の方はご覧くださいませ〜。
Bracketsでsassを使う為に用意するもの
さて、早速まいりましょうー。
まずはじめにテキストエディタのBrackets以外に、必要なものを↓にまとめてます。
用意するもの
- sassをcssに変換してくれるやつ、ここではkoalaってやつを使います(コンパイルするやつ)
- ruby
- sass
が必要です。(こう見ると結構あるなー、、)
色々ありますが、一回準備すればsassをcssに変換してくれるkoalaだけで十分なので、最初だけ頑張りましょう〜。
Windowsならまず、Rubyを入れよう(Macならすっ飛ばしてOK)
では色々とインストールしていきましょう。
まず、sassを使うにはRubyを導入する必要があるのでpcにRubyをインストールしてください。
※なんでRubyがいるのかというと、sassをcssに変換する際にsassを使っているからです。
Macなら最初から入っているので、この工程はすっ飛ばしてOK。Windowsの人だけやりましょう。
Windowsの人は以下からsassをDL
ruby DL:https://rubyinstaller.org/downloads/
Latest newsの下のリンクをクリック。このスクショだとver 2.4.1のとこです。
RubyをDL後、そのままインストールしましょう。
また、インストールの際は、
- Rubyの実行ファイルへ環境変数PATHを設定する
- .rbと.rbwファイルをRubyに関連づける
これに必ずチェックを入れてインストールしましょう。これ入れないと後々でかなり面倒に、、、
ターミナルからsassをインストールしましょう!
さて、ここでさっきインストールしたRubyを早速使います。
Rubyを使ってsassをインストールするんですが、手動でコマンドをうつ必要があります。
Macならターミナルを開いて、以下のコマンドを
sudo gem install sass
入力後エンター。
その後、pcのパスワードを入力すればOK。
自動的にsassがインストールされます。
初めてターミナルを使っている方はドキドキかもしれませんが、ちょくちょくターミナル使う場面出てくるので慣れておくといいかも。
Windowsでsassをインストールする場合
Windowsは、コマンドプロンプトを開いて
gem install sass
と入力してエンター。
こちらもMacのターミナルと同じく、コマンドプロンプトはちょくちょく使うようになるので、慣れておくといいかも。
sassファイルをcssにするkoalaをインストールしよう
次はsass → cssにしてくれるやつをインストールします。
koalaというソフトをここでは使います。
他にもソフトは色々ありますが、非常にシンプルに使えるので僕はこれを使ってます。
jsのminify化(圧縮)や複数を1つにまとめることもできたりして、色々と便利だったり。
koalaは以下からDLを。
https://koala-app.com/
DLしたらpcにインストールしましょう。
koalaが無事に起動すればOK。
sassの準備はこれでOK!
これでBracketsとkoalaでsassを使う準備は完了しました!
今からは、実際にBracketsとkoalaを使ってやってみましょう。
まず、koalaで実際にsass→cssへ。
koalaでsassからcssへ変換してみる
さて、早速sassをcssへ変換してみましょう。
手順だけ先に書いておきます。
- koalaを起動
- 表示されるkoalaのウィンドウにsassがあるフォルダをドロッグアンドドロップ
- koalaのウィンドウに先ほど、ドラッグしたフォルダが表示されています。
- koalaでsassファイルを選択して、右側にある「コンパイル」とかかれたボタンをクリック
- sassファイルと同じフォルダにcssが生成される
以下で実際にやってみます。
koalaを起動
まず、koalaを立ち上げて、ウィンドウを表示させましょう。
※スクショはmacです
表示されるkoalaのウィンドウにsassがあるフォルダをドロッグアンドドロップ
ウィンドウが画面付近に表示されます。
sassファイルが入っているフォルダをkoalaのウィンドウ上にドラッグアンドドロップしてみましょう。
うまく行けば、左側にドラッグアンドドロップしたフォルダが追加されています。中央にはsassファイルが追加されてます。
左側にフォルダが、中央にファイルが、右にsassの設定がそれぞれ表示されます。
koalaでsassファイルを選択して、右側にある「コンパイル」とかかれたボタンをクリック
それで中央に表示されてる、sassファイルをクリックしましょう。sassファイルが選択されます。
その後、右にある「コンパイル」とかかれたボタンをクリック!
sass→cssが完了です。sassファイルが入っていた同じフォルダ内にcssファイルが生成されています。
sassをcssにすることができました。これでsassは使えるようになりましたが、このままだと使い勝手が悪いのでkoalaの設定をちょっといじります。
実際に僕がkoalaで使っている設定
sassファイルを選択した状態で以下の設定をしてみてください。
- 自動コンパイルへチェック:sassを保存した時に自動でcssが生成されるようになる。
- Autorefix:ベンダープリフィックス、-ms-flexとかが、コンパイルした時、cssに自動でつくようになり
- アウトプットスタイル、compact:生成されたcssが1行に収まるように作られる。
これで僕と同じ設定です。
この設定にすると、koalaを起動してsassを保存したら自動でcssがつくようになり、cssもコンパクトになります!
最後にBracketsにBrackets SASS Code Hintsを入れてsassをちょっと使いやすくしよう
sassのコードヒントがBracketsの初期に付属していないので、それだけBracketsのプラグインで入れておくと楽です。
Brackets SASS Code Hintsというものです。これをインストールしときましょう。Bracketsでsassが使いやすくなります。
これでkoalaを使ってBracketsでsassを使うのはバッチリです!
koalaをおすすめの理由
Bracketsでsassを使うならプラグインのBrackets sassやgulpのようなタスクランナーがありますが、僕はkoalaでひとまずOKと思います。
というのも、Brackets sassもgulpもjsonで設定ファイルを作る必要があり、ちょっとめんどくさい。。。
結局、koalaでもjsonを使うことになったりするのですが、とりあえずsassを最低限使うだけならkoala入れておけば楽に使えるのでOKなんじゃないかなと感じています。
視覚的にわかりやすく、とりあえずsassをコンパイルするだけなら、簡単にできるのでとりあえずkoalaでOK。と思っているわけです。
難しいことは必要になってからでOKでしょう。
まとめ
ひとまず、このページの内容をやっておけばsassを保存したらBracketsでsassを保存した時に、cssを自動生成できるようになります。
sassが使えるようになれば、cssの作業効率がかなり上がりますので、sassの導入考えている人はぜひ!
koalaを起動していないとsassがcssへ変換されないので注意!
ちなみにBracketsでftpしつつsassしたいなら、↓の記事のeqftpとこの記事の内容合わせて行えばOKです。
僕はこの方法でftpでもsassを使ってます。
Bracketsで最低限入れた方がいいプラグイン↓