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2019年でおすすめのWordPressプラグインと微妙なプラグインまとめ

2019年5月22日

当方はWeb制作を3年ほどフリーランスで受託しているエンジニアです。

静的なhtmlやプログラマブルなサイトはもちろんとして、WordPressテーマの制作もよく承っております。

マストなプラグインのインストールも行なっていますが、ネット検索をするとプラグインいれすぎている人が多く、「そんなにいれなくてもいいのになー。」とよく思っています。

この記事では、Web制作を3年ほど行なっているエンジニアが、 WordPressのサイト運営に欠かせないおすすめなプラグインをまとめます。

【前提】いれすぎはセキュリティ・重さ的によくない

まずはじめに断っておきますが、プラグインをいれすぎは要注意です。

最低限運営するだけなら10個前後、色々いれても精々20個ぐらいまでです。

それ以上いれているなら、不要なプラグインをまず削除しましょう。

プラグインを多く入れることによって、

  • セキュリティリスクが高まる
  • サイトが重くなる

この2つのデメリットがあります。もちろん、機能が増えてメリットが出る反面デメリットもあります。

特に、WordPressのハッキングは更新されていないプラグインが原因で起こることもあるので、プラグインは少なければ少ないほどセキュリティが高いとも言えます。(アップデートされていないような危険なプラグインをいてたらアウトですが、、、)

プラグインは増やすよりも、どう減らすかをまず頭にいれといてください。

WordPressでおすすめのプラグインまとめ10選

1. SEO対策:Google XML Sitemaps

SEO対策の為に必要なプラグインです。

Googleのクローラー用のxmlサイトマップなので、必ずいれましょう。

2. SEO対策:WebSub/PubSubHubbub

記事が更新された時にGoogleに通知を送るプラグインです。

なくてもインデックスされますが、ある方が早い!(らしい。。)

PubSubHubbub は本当に機能しているのか?

 

先月開催された Google Dance Tokyo 2017 のときに ゲイリーと話しているなかで PubSubHubbub のサポート状況も話題にあがりました。

次のようにゲイリーは話していました。

今でもメンテナンスされているかどうかわからない。サポートは続けているはずだけれど、きちんと機能しているかどうかは僕には確証がもてない。

引用:PubSubHubbub/WebSubをGoogleは今でもサポートしているのか? | 海外SEO情報ブログ

Googleの元中の人も微妙な感じです。(↑は2017年に公開された記事の引用です。今でも同じ状況なのか怪しい)

が、入れておいてマイナスの効果はないので、とりあえず有効化しておいていいのかなと。SEOにプラグがあるのなら儲けものです。

3. 過去記事編集:Search Regex

過去記事の共通部分の一斉置換ができるプラグインです。

例えば、全ての記事に「google.com」という文字列を「yahoo.jp」という文字列に変更したりなど。

リンクの張替えもできるので、過去記事全てのリンクを別のものにしたりなんてことが一瞬でできます。超便利。

アフィリンクを一斉に張り替えたりする時なんかに重宝します。

4. リンクチェック: Broken Link Checker

過去記事で貼っているリンク先が消えてないかチェックするプラグインです。

サイトを運営するとわかりますが、サイトが無くなったりとか、ドメイン・URLが変わってリンク切れになっていることが意外とあります。

リンク切れはSEO的にマイナスなので、それを対処するのにこのプラグインが役にたちます。

プラグインを有効化しておくだけで、リンクが切れてたら管理画面で通知してくれるので、何も設定する必要ありません。

リンク切れがあったら、その部分だけ変更してあげましょう。

5.  html・css・jsの追加:Simple Custom CSS and JS

サイト運営していると、

カエレバのCSSを入れたい!
この見出しのcssを使いたい!

なんてことがよくあります。WordPressのカスタマイザーからcssを変更できるのですが、テーマ変えると全て無くなってしまいます。

アドセンスやアナリティクスなんかも、テーマ側で設定すると変更時に無くなって、そのまま気がつくまでカウントされないなんてことも。

テーマ変えても、ずっと同じhtml/css/jsを適応し続けたいのなら、このプラグインがおすすめ。

テーマ変えても同じ内容のhtml/css/jsを当て続けることができます。

6. リダイレクト:Redirection

過去記事のURLを変えたりした時にRedirectionが役に立ちます。

もし、変える前のURLがgoogleにインデックスされているなら、変える前のURLから新しいURLにリダイレクトを設定した方がSEO的にいいです。

そういう時にこのプラグインは役に立ちます。

リダイレクト系のプラグインはたくさんありますが、これが一番シンプルで使いやすいです。

7. リダイレクト:404 to 301

404ページのアクセスがったら、自動的にtopページへリダイレクトしてくれます。

404ページをただ表示させるよりも、topへリダイレクトさせた方がseo的に良いので、このプラグインは僕の中で必須です。

8. 画像・youtubeの遅延読み込み:a3 Lazy Load

画像やyoutubeを大量に使っているサイトなら、画像の遅延読み込み系プラグインを入れておくのがおすすめです。

WordPressで遅延系のプラグインを色々試しましたが、エンジニア目線で見るとこのプラグインが一番素早い挙動をしています。

遅延読み込み系のWordPressプラグインだと、Lazy Loadが有名ですが、個人的に挙動が微妙な気がしているので、こっちの方をおすすめしています。

9. 画像圧縮:EWWW Image Optimizer

サイトスピードが重い原因のほとんどは画像です。

このプラグインは適切に画像容量を圧縮してくれるので、入れておいた方がいいでしょう。

が、圧縮率は少なめなので、もっと軽くしたい人は、Compress JPEG & PNG imagesというプラグインを使うといいでしょう。

無料だと月の圧縮枚数の制限がありますが、こっちの方が軽くはなります。

10. ユーザービリティ・SEO対策:Table of Contents Plus

記事のhタグから目次を作ってくれるプラグインです。

目次があれば、ユーザーは見たい情報にすぐにアクセスができるため、ユーザービリティとしてはあった方がいいでしょう。

また、目次の内容によっては、Googleの検索結果に目次が出るので、SEO的な面でもマストかと思います。

過去おすすめだったけど、今は微妙・不要なプラグイン3選

過去、おすすめだったプラグインも時代とともに不要・微妙になることも。

そんなプラグインについてもまとめます。

1. SEO対策:All in one seo pack

定番のSEO対策のプラグインです。

普通に有用なのですが、機能をちゃんと使いこなしていないのなら、このプラグインはなくても問題ない可能性があります。

というのもAll in one seo packでSEO対策のメリットとしては、meta descriptionの設定以外に、

  1. カテゴリやタグページをindexかnoindexか選べる
  2. 記事一覧やカテゴリページに、ページネーション系のSEOタグが挿入される
  3. カテゴリやタグの記事一覧にcanonicalタグが挿入される

この3つがあるのですが、

3つともカテゴリページなどでSEO対策していないと意味がない内容です。

さらに、2についても

rel="prev" および rel="next" のリンク要素のサポートを終了したことを Google は Twitter で告知しました。

引用:Google、rel=prev/nextのサポートを終了……実は数年前からすでに使っていなかったというオチあり | 海外SEO情報ブログ

2で行なっている内容をGoogleがサポートしていないと明言したので、Googleに対しては意味が無くなってしまいました。

そのため、All in one seo packはカテゴリページなどを細かくSEO対策しない限り、不要かなと思います。

ないよりある方がSEO的にいいのですが、サイトが重くなるので、うまく使えていない限り入れなくてもいいかなと思います。

2. htmlサイトマップ:PS auto sitemap

htmlサイトマップを作るプラグインです。クローラーというよりかは人間用です。

昔は意味があったようですが、最近だとGoogleはhtmlサイトマップをSEOに用いていない模様。

GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏が、Google+で次のようにコメントしています。

 

HTML sitemaps are fine, especially if they work for your site & users. Most sites don’t need them for SEO nowadays (we can crawl to every page normally and get support from an XML sitemap), so I wouldn’t go out of my way to create them. 特に、サイトやユーザーにとって役立つのならHTMLのサイトマップを利用するのはいいことだ。

 

だがほとんどのサイトはSEOのためにはHTMLサイトマップを近ごろでは必要としていない(すべてのページを私たちは普通はクロールできるし、XMLサイトマップの助けを得られる)。なので、私ならわざわざ作ったりはしない。

引用:HTMLのサイトマップはSEOのためなら今は必要なし | 海外SEO情報ブログ

ユーザービリティとしてはあってもいいようですが、SEOとしてマストではない模様。欲しい人だけ使うといいかなと。

が、PS auto sitemapは有効化するだけで、サイトマップ用のcssを読み込んでいるので、サイトのスピードはちょい遅くなる可能性あり。(ファイルが軽いので軽微でしょうが)

なので、必要な理由なければインストールする必要はないと思います。

ちなみに、PS auto sitemapは5,000記事ぐらいあると、phpのメモリ容量あげないとちゃんと表示されない(途中で切れる)ので、記事数多い人はサーバーの物理的に使うのが難しい人も。

3. SEO対策:WordPress Ping Optimizer

記事の更新通知などをするPingというものがあるのですが、WordPressは記事を更新するたびに、Pingを送りつけるます。

送りすぎてスパマーに間違えられないようにするプラグインだったのですが、php7.2あたりでバグがあり、エラーが表示画面に出てしまいます。

プラグインを編集すれば、エラーは消えるようですが、ちゃんとメンテナンスがされていないプラグインなので、使うのは辞めといた方がいいでしょう。

Ping通知抑制のプラグインを他にないか探しているんですが、なかなか見つからないんですよね。(なくても困らないが、あった方がいいので。。。)

僕も探しているので、何かいいのあったら教えて欲しいです。

まとめ:不要なプラグインは外すべし

この記事だけに使いたい!みたいなほぼ使わないプラグインは外しておく方がベターです。

全部のプラグインが常にサポートし続けられるわけじゃないので、どこから使えなくなるプラグインがちょいちょいできてきます。

ハッキングされるリスクも高まるので、最小限だけWordPressのプラグインは入れておきましょう。

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